JavaScriptの歴史(1)
ブラウザを作り出した天才研究者
ブラウザとは...
パソコンやスマートフォン等を利用してWebサーバに接続するためのソフトウェアであり、ウェブページを表示したり、ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。(wikiから引用)
HTMLの誕生
欧州原子核研究機構に勤めていたティム・バーナーズ=リーは、研究に関する資料や文献をコンピュータを使って管理していました。しかし、文書間を関連づけて管理することができずに頭を抱えていました。
「何かいい方法はないか」と悩んでいたティムは、1989年に文書同士をリンク
させて管理する仕組みを作り出しました。この結果、文書から関連する文書へと辿ることができ、研究資料の閲覧/管理が効率化されました。
この時、ティムが考案した文書同士をリンクさせて管理する仕組みが、HTML(HyperText Markup Language)の起源でした。
ブラウザの誕生
関連づけて文書管理を行えるようになったティムは、これに満足せずに
「文書管理ができたのだから、この仕組みとインターネットを使って今度は研究者同士で資料を共有できる仕組みを作ろう!」
と動き出しました。その結果、1991年にティムは同僚達と世界で初めてのブラウザとなる World Wide Webを開発し、遠方にいる研究者と文書の共有を実現しました。
そして、ティムの所属していた欧州原子核研究機構は、1993年4月30日にWorld Wide Webのフリーソフトウェアにし、ソースコードや仕組み公開しました。
簡単にインターネット上で文書(ドキュメント)を共有することができるブラウザの仕組みは、世界が注目しました。その結果、続々と新しいブラウザが誕生しました。これがブラウザ戦争の幕開けになることは誰も予想していませんでした。。。
第一次ブラウザ戦争
つづく
まとめ
1989年 HTML誕生 by ティム 1991年 初のブラウザ World Wide Web誕生 by ティム 1993年 欧州原子核研究機構がWorld Wide Webをフリーソフト化 ...
※技術勉強を色々な観点からもしたくなり残しているメモ記事です。自分の理解を深めるために、登場人物の発言は少々歪曲しています。